瀬林の漣痕 (漣岩)

昭和28年の道路工事の際に「奇妙な穴が露出した」と騒がれたのが、漣痕のはじまり。その後、昭和33年に群馬大学の研究チームから「漣痕」として学会に発表され、時を経て昭和60年に「恐竜の足跡」として発表されたました。近くには化石発掘の体験場があります。
「この地域がかつては海だった」と言われて信じられる人はいるでしょうか。そのルーツを辿るための痕跡が、旧中里村から埼玉県秩父市に抜けていく道中にそびえ立っています。
この「瀬林漣痕」こそ、旧中里村が「日本有数の恐竜王国」として名を馳せることになったスポット。天然記念物にも指定されている漣岩は波によってできた水底の紋様が化石になったもの。この岩に刻まれた無数の窪みが「恐竜の足跡」です。また、この周辺からは恐竜の骨や歯の化石も見つかっており、「恐竜王国」であることを裏付ける一因にもなっています。
Information
瀬林の漣痕
住所 | 神流町神ケ原瀬林 |